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一緒に、その先へ

こんばんは。無頼です。
遅くなってしまい、本当に申し訳ございませんでした…。
2014年最初のSS更新です。
9主×夏菜さんの、成人向けものな内容です。
以前掲載しました【搾りたてを召し上がれ!(はぁと)】より
もっと前の時系列的な内容です。
成人向けですので、苦手な方は回れ右でお願いします。

それでは、よろしければ以下の続きからどうぞ。
(1月18日午後11時30分に、本文を加筆修正しました)




【一緒に、その先へ】



命の息吹が眠る島。
鳥のさえずり声も、虫の声も眠り、静まり返った島を包む音は、
絶えず島に打ち寄せ続ける波の音だけだった。
荒れることなく、静かに優しく繰り返される波音。
太陽の昇る時間には青く澄んだ顔を見せる海も、今は別の顔を覗かせている。
優しい静寂。
この島は、優しい静寂に包まれて眠っている。

南半球に所在する、いくつもの島から成るとある国。
この島は、その国を形成する島の一つ。
観光業と漁業を主な主産業としている島で、
リゾート目的で訪れる観光客は多い。
また、島には紀元前に建てられたとされる古代の遺跡が現存しており、
調査目的に訪れる研究者達も、よく訪れる。
激しい喧騒にまでは届かない、穏やかな賑やかさ。
そんな空気が、年中この島を包んでいる。
その空気もまた、人々から好まれる点の一つだった。

さて、この島に建てられた建造物――
――島の人々の住む家や、主に観光客の泊まる宿――
――これらは主に島の村に密集する形で建てられている。
その村の港から少し離れたところに、美しい砂浜がある。
昼間には観光客がよく訪れるその砂浜も、やはり夜は静かだった。
島の各所に美しい砂浜は点在しており、
村から見えない位置に所在する砂浜だって、もちろん所在する。
その、村から見えない位置の砂浜に出現する、一つのテント。
年季を感じさせるそのテントは、明らかにこの場所には場違い感も醸し出している。
外部からこの島を訪れた人間は、基本なら村にやる宿に泊まるのものだが、
今この島を訪れている人間の中に、ただ二人だけ、
テントで夜を明かしている人間がいた。
不思議な雰囲気を醸し出す壮年の男性と、若く美しい女性だった。
その二人の姿は、今はテントの中ではなく、
テントのすぐ傍に置かれた折りたたみテーブルを中心に、
向かい合う形で折りたたみ椅子に互いに腰掛けていた。
テーブルの上にはワインボトルが一本。
ワイングラスが二つ。
そして、目覚まし時計が置かれていた。
二人はお互いの顔を見合わせ合いつつ、時計の針の動きに着目していた。
「…3…2…1…」
時計の針が、午前三時を指す。
瞬間、目覚まし音がほんの一瞬鳴ったかと思えば、
二人の手が時計をタッチし、目覚まし音はすぐに消えた。
そして直後に、二人の手が互いにタッチし合う音が響いた。
「緋色さん、また一年間お疲れ様!」
「夏菜さんも、この一年間もお疲れ様」
互いに一緒に声を掛け合うとともに、笑みがこぼれる。
「今日で日本を飛び出して、もう一年になるんだね。」
「うん。それに、緋色さんと私が出会ってから、一年と、更にもう一年。
 今日で、出会ってもう二年になるんだな、私達」
「二年かぁ。俺にはもっと長く感じるな」
「私もだよ。もう何年も一緒にいるような気がしないでもないよ」
「……だよね」
「ふふっ……さてと、それじゃ、そんな長く感じた旅の一周年をお祝いして……」
「ああ、祝杯といこうか」
「飲みますか!」
ワイングラスにお互いにワインを注ぐと、
二人は互いに顔を見合わせて、軽く互いのグラスを鳴らし合わせた。
「「乾杯!」」
ランタンの灯りに照らされる中、明るい声とともに、カランとグラスが鳴る。

霧生夏菜が風来坊の男性・緋色と共に、
亡くなった父の軌跡を辿るために世界へと旅立ち、この日でちょうど一年が経過した。
長く暮らした遠前町を旅立ち、日本を飛び出しての、世界を巡る旅。
幾多の困難もあったが、なんとか無事に、旅は続いている。
その二人は、今、南半球にあるとある島国の一つを訪れている。
昨日この島を訪れた二人は、一日かけて島の探検を終えて、
村の人たちの了承ももらって、宿を借りず、浜辺に持参のテントを張り、
そこで一夜を明かしているところだった。
そして、夏菜と遠前町にて出会い、彼女と結ばれた、風来坊・緋色。
この日は、彼が夏菜と出会ってから、ちょうど二年が経過した日でもあった。
この島と日本の時差は、日本側の三時間遅れ。
つまり、二人が出会った日本にも、今「その日」が訪れたのであった。

「未だに、信じられないな。
 旅に出てから、まだ一年しか経ってないなんてさ」
旅の無事を祝い、楽しく談笑しながら、ワインを飲んで。
波と風が優しくそよぐ砂浜に、夏菜と緋色の声が一緒になって響く。
「……色々、あったもんね」
日本を飛び出してからの、世界各地を巡る遺跡巡りの旅。
それは決して楽な道のりではなかった。
様々な危険と遭遇する場面も珍しくなく、
映画などで描かれるような冒険のような展開になった時もあった。
夏菜にとって、それまで送っていた「日常」からかけ離れた、「非日常」な日々の連続だった。
「その、さ。色々と確かにあったけど、でも、楽しかったよ。この一年間。
 ……お父さんのことは、本当に悲しかったけど、
 だけど、緋色さんとの旅、すごく楽しかった」
「夏菜さん……」
一瞬、僅かに夏菜の表情が悲しみに曇るも、すぐに彼女の顔に笑顔が帰ってくる。
旅立ちのきっかけは、父を失うというあまりにも悲しい出来事に端を発するものだった。
その事実は、今も変わることはない。
けれど、その後、彼女は新しく得た大切な絆を、より強くすることができた。
「ありがとう、緋色さん」
「……俺の方こそ、ありがとう、夏菜さん。夏菜さんとの旅、俺もすごく楽しかった」
お互いに改めて感謝の気持ちを伝え合ったところで、夏菜は意を決して口を開く。
「……緋色さん、あのさ」
「ン……?」
「いつかは、この旅も終わる時がやってくるけど、
 この旅が終わったらどうするか、緋色さん、考えてる?」
「ん? ああ、もう大体は」
びくん、と胸が動く。
期待と、不安の、その両方に。
「――聞かせてくれないかな、緋色さんの、その考え」

いつかは聞かなきゃいけない時がくる。
だったら、節目を迎えた今この時に、聞いてしまおう。
元々風来坊である緋色が自分のためにこうして自分の旅に、一緒に来てくれた。
それだけでも、すごく嬉しかった。
緋色と二人一緒の旅は、とても楽しかった。
彼と一緒にいられる時間の幸せ。
それは、彼との時間が重なり続けるごとに、どんどん強くなっていって。
それと同時に、また不安も生まれた。
緋色と、別れてしまうことへの不安だった。
彼という人間に心惹かれ、彼を愛してるからこそ、
彼を自分のわがままで縛りたくないという想いと、
彼とずっと一緒にいたいという想い。
それは同じ想いから生まれた、ある種の相反する想いでもある。
そして、進むべき未来を選ばなくてはいけない時がやってくる。
旅を終えた後、彼は自分と一緒にいてくれるのか、それとも……。
どちらになっても、彼の選択を受け入れよう。
だけど、彼が好きだという気持ちと、
彼を愛しているという想いは、きっとこれからも変わらない。
節目の時に、霧生夏菜は、改めて彼に問う。

「漠然とした答えでゴメン。夏菜さんと一緒にいたいってことしか、答えられないな」
「……へっ?」
返ってきた答えに、夏菜は目を丸くして、ぱちくりさせた。
本当に漠然とした、シンプルな答えだった。
だけど、それは夏菜が望んでもいた答え。
それは、あまりにもあっさりと返ってきたのだ。
「まだ俺、社会的には無職だからさ。
 仕事見つけなくちゃいけない段階だけど、
 絶対何か仕事見つけて、夏菜さんにも迷惑かけないようにするから、
 夏菜さんがよかったら、旅の後も、夏菜さんの傍に、一緒に居させてもらえないかな」
少し申し訳なさを滲ませつつも、柔和な笑みを浮かべながら、緋色はそう続けた。
「……いいの? これからも私と二人一緒にいれくれるの?」
「……いいの? 夏菜さんと一緒にいさせてもらってもいいの?」
そうお互いに告げ合って、少しの間だけ言葉を引っ込めて、
次に夏菜の口から零れたのは、幸せな声だった。
「……いいに、決まってるじゃないか!」
声と一緒に、自分の頬を熱いものが伝っているのを、夏菜は感じた。
「っ……夏菜さん、泣いて……」
「あっ……」
緋色の言葉に、夏菜は反射的に目元を指でそっと拭った。
熱い雫が、指先に伝わる。
「あはは、涙ちょっと出ちゃったよ……」
涙を滲ませたまま、夏菜は笑う。
幸せに満ち溢れた笑顔だった。
「これは、嬉し涙だからな、緋色さん……。
 ……もう一度、言うよ。……いいよ、これからもずっと、一緒にいよう」
そして、自分の意思を、願いを、はっきりと伝える。
ストレートに、たくさんの想いをこめて。
「……ずっとって、本当にずっと、なんだけど、本当に、いいの?」
「いいよ。……ううん、いてほしい! 緋色さんがいいのなら、ずっと私と一緒に!」
そこまで言ったところで、夏菜ははっとなって手を口で塞ぐ仕草を見せた。
勢いのあまり、旅の終わった後の、どころか、更にその先の未来への望みまで、
一緒に声に出してしまっていた。
尤も、それは緋色も同じであったが。
もう殆ど、プロポーズのそれに近い言葉だった。
だけどそれは本心から出た言葉で、否定も訂正も必要のないもの。
二人の、お互いに心から伝え合いたい言葉だった。

「……緋色さん」
「うん……」
しばらくの間、二人は互いに顔を真っ赤にしたまま黙っていたが、
夏菜の声が、この沈黙を破ることになった。
「その……また、これからも、よろしくな」
「こ、こちらこそ……改めて、またこれからもよろしく、夏菜さん」
互いに顔を真っ赤にしたまま、改まったようにそう伝え合う二人。
今は、ここまでが精いっぱい。
だけど、二人の未来がこれからも重なって、二人一緒に歩んでいくことは、
今、ここで、はっきりとしたのだった。
それだけでも、二人は十分に幸せだった。
「あのさ……今度は俺から聞いてもいいかな?」
「いいよ、緋色さん」
「夏菜さんは、この旅から帰ったら、これからどうするの?」
「私。私はね――」
そして、今度は夏菜の方から伝える。
これからも二人一緒に歩いていく、愛する人へ――。





「それじゃ、最後の一杯、いただいちゃおっか」
「ああ」
深夜にあげられた祝杯も、幸せ「いっぱい」のままに、終わりが近づく。
乾杯して一時間が経つ頃には、
ボトル一本分のワインは大半が二人に飲み干されていた。
夏菜が緋色と遠前町を旅立つ際に、
今までお世話になった親しき人たちから餞別にと贈られた、年代もののワイン。
あけるのは祝杯の時に、と決めていたそのボトルの中身は、
既に最後の一滴まで、二人の手元にあるワイングラスに注がれている。
「んっ……」
そして、最後の一杯が二人の中へと注ぎ込まれていった。
その味を、この時の想いを忘れないように。
様々な感情も一緒に、二人は最後の一滴まで、グラスの中身を飲み干した。
「……ふぅ……店長、安藤、城田さん、おいしかったよ。ありがとう。ご馳走様」
「ご馳走様でした。おいしかったです」
そして、この場にはいない、この時間をくれた、故国にいる親しき人たちに向けて、感謝の一念を。
「また夜に、電話しないとな」
「みんな、元気にしてるといいね。俺も、お礼、言わなきゃ」
夏菜は旅の間にも、定期的にブランネージュに国際電話やメールで連絡を入れている。
「今日」も、国際電話で連絡を入れる予定だ。
今日伝えたいことは、旅が無事に一年を終えたこと、今あげたばかりの祝杯のワインのお礼、等等。
伝えたいことは、いつもたくさんあった。
「楽しみだな、またみんなの声を聞くの」
それに、自分の声を、気持ちを伝えるのも。
今日の、まだ今から何時間も先のことになるんだけど、
そのことを考えても、嬉しい気持ちが止まらなくなる。
他にも、期待に胸を躍らせることも、嬉しくなることも、
今日は、いっぱいある。
嗚呼、本当に嬉しい一日になりそうだな、と思う。
その一日は、まだ始まったばかりなのだ。
始まったばかりなのに、もうとっても幸せ。
そして。
新しく期待していることの一つは、もうすぐに起こりうるかもしれないのだ。
いや、起こってほしいのだ。
「……あのさ、夏菜さん」
「んー?」
平素に答えているようにしながらも、内心、夏菜の胸に刻まれるリズムは、変化していた。
早まる胸の鼓動。
彼の次なる言葉と行動を、早く望んでいた。
「とりあえず、後片付けしとこっか」
「あっ、うん。そだな!」
提案する緋色よりも早く、夏菜の身体は動いていた。

「……今更聞くけど、夏菜さん、寒くない、その格好?」
「本当今更だぞ、それ。寒くない!」
わざと大げさに胸を張る夏菜。
そんな堂々とした態度をとりながらも、夏菜の胸中は、期待に胸を躍らせている。
なお、寒くないのは本当である。
この島は夜でも気温が20度を下回ることすら稀で、一日を通して温かい気温を保っているのだ。
「なら、いいけど……」
やや顔を赤くしたまま、緋色は目を泳がせている。
顔が赤いのは、ワインの影響、というものも少なからずある。
だがそれ以上に、目の前の夏菜に原因がある。
元々彼女とは恋人同士の関係。
そして先程の告白。
彼女との関係をより強く意識してしまうから、自然と照れるのもまた、当然のことだった。
そして、彼女の服装。
数時間前にこの島の温泉に入った後に、彼女が着替えた格好。
普段どおりの風来坊スタイルな緋色に対し、
夏菜はへそ出しタンクトップにホットパンツという、あまりにも露出の激しい姿だった。
その姿は、彼女の非常に整った抜群のプロポーションを限界まで強調し、
緋色にとっては、もう目のやり場に困るとしかいいようがない、とにかく刺激の強い姿だった。
「……やっぱり、それは寒い」
「あっ……」
夏菜の手が、緋色のあたたかい手に、ぎゅっと握られていた。
「テントの中で、あたたかくした方がいいよ。ほら……」
「大丈夫だから、寒くないから……」
そう答えながらも、夏菜はまんざらでもない様子だった。
この服装に着替えてから、
緋色は何度もドギマギした様子で、目のやり場に困るような顔をしながらも、
何度もチラチラとこの姿を注視してくれていたのだ。
とはいえ、もう時刻は午前四時を既に回っている。
日の出まで、あと二時間ほど。
お互いに改めて想いを伝え合った。
勝負服まで着て、そこまでしたのだ。
ならば、恋人として、大事な日である今日に、「最後」までしたかった。してほしかった。
その想いを、彼は汲んでくれようとしている。
わかるもの。恋人だから。
そのまま夏菜は、緋色に引かれるままに、共にテントの中へと姿を消していった。
依然、波が優しく浜辺に打ち寄せ、風も一緒になって静かにそよいでいた。





「んんっ……! ふぁっ…! ぁっ……」
テントの中に連れ込まれるなり、
夏菜は緋色に強く抱きしめられ、そのまま押し倒されていた。
間髪いれずに、彼女の唇には緋色の激しいキスが降り注がれていた。
「はぁっ……! ぁ……! 
 ちゅるぅ……ぢゅ……じゅる……ふぁっ……ぁあ……」
情熱的なキス。
さっきから、夏菜がずっと待っていたこと。
お返しのキスも、負けずに、熱く激しく。
緋色の背中を強く抱きしめながら、彼の唇に貪る様に吸い付き、
激しい音を立てて舌を絡ませ合い、唾液を交換する。
「んっ……ぷぁ……もう、いきなり激しすぎるよ、緋色さん」
「だって、ずっとこれも待ってたんだろ? 悪かったね、待たせちゃって」
「んぅ……」
すぐに再開されるキス。
激しいキスを交し合いながら、二人の手も唇と同じように、強く繋がり続ける。
ココロもカラダも、アツくなっていく。
交じり合う二人の体温は、情愛の炎をより激しく燃え上がらせる。
「ぷはぁっ……キスもいいけど、こっちもいいだろ?
 緋色さん、さっきまでこっちも何度もチラチラ見てただろ?」
再び唇を離して、緋色の頬を右手でそっと撫でると、
夏菜は緋色の視線を導くように彼の頬から自分の胸に向けて右手を這わせ、
彼の視線が手の動きを追ったのを確認すると、
ぐいっと強い力でタンクトップをブラジャーごと上に捲り上げた。
タンクトップもブラジャーもややキツめの状態だったが、
上手く胸を隠していたそこは取り払われ、
ぶるんっと勢いよく、夏菜の形のよく豊満な乳房が露になる。
溢れるあまりにも魅力的な果実を前に、緋色の喉がごくりと鳴る。
「いいぞ、おっぱいも好きにしちゃって」
甘くそう囁きかける夏菜に対し、緋色は言葉での返事を返すことなく、
直接彼女の乳房にむしゃぶりつくことで、返事を示した。
「ひゃぁんっ!」
「ちゅっちゅっ……ぢゅるぅ……」
キスと同じように、激しく音を立てて夏菜の巨乳をむしゃぶる緋色の口。
口で愛撫する間、空いている方の彼女の右の乳房を、
左手で愛撫することももちろん忘れてはいない。
「きゅうぅぅ……緋色さん、もうがっつきすぎ……んっ!」
嬌声と共に搾り出された夏菜の言葉が嬉しかったのか、
お返しとばかりに緋色の乳房への愛撫はより激しさを増し、
それに比例して夏菜の嬌声もより大きく、甘くなっていった。
「ぁっ……はっ……きゅ……ぅぅ~ん……んっ……んぅ……きゅ……んっ……!」
優しく乳輪を舐められたかと思えば、きゅっと甘噛みされたりと、
緩急をつけて緋色は夏菜の乳房を愛撫し、
夏菜はそんな緋色の愛撫を、
彼の情欲の炎により油を注ぐ嬌声を上げながら、受け入れ続けるのだった。

「んっ!」
「んっ!」
ぷるん、と乳房を弾ませて口を離す緋色。
いつもならここですぐに緋色の口は
もう片方のしゃぶりついていない方への乳房へと向かうのだが、今回は少し違った。
「ふぅ……夏菜さん、あのさ、前から思ってたけど……」
「んぅ……?」
今むしゃぶりついていた乳房と手で愛撫していた方の、
夏菜の乳房を左右見比べてから、緋色は言葉を続けた。
「夏菜さんのおっぱい、また大きくなったんじゃない?」
「……なってるよ、また絶対」
顔を真っ赤にしたまま、夏菜は頷く。
胸が成長したという自覚はある。
出国前に新調したばかりだったブラジャー。
それが今では少しキツめに感じるまでになってしまっている。
今着てる「勝負服」は三ヶ月ほど前に新調したものだが、
その時試着した時よりもタンクトップもキツくなってるのを実感している。
太ったわけではない。それも自身がある。
実際、お腹周りは日本を出る前よりも少し痩せたほどだ。
胸だけ成長してしまったというわけで。
なんで、胸がまた成長したのか。
「もしかして、俺のせいかな?」
「え?」
「いや、俺がいつもえっちの時には
 おっぱいに特にいっぱいえっちなことをしてしまっているし、
 その影響でおっぱいが大きくなっちゃった、とか」
「あー…あり得るかもね、それ」
科学的な根拠はないけど、それはあり得るんじゃないかと、夏菜も信じていた。
「でも、悪いことじゃないよ。
 ブラジャーはまた大きいサイズのに買い換えればいいし、
 それに……私、緋色さんにおっぱいにしてもらうの、嫌いじゃないからさ」
「夏菜さん……」
「あっ……」
先程までの愛撫から一転、お母さんに甘える子供のように、
緋色の顔が、夏菜の乳房に頬を寄せていた。
「大好き、夏菜さんのおっぱい……」
「ん~、おっぱいだけ?」
「夏菜さんの全部、大好き……」
「ありがと。……私も、緋色さんの全部、大好きだぞ」
「夏菜さん……」
「ほらほら、こっちのおっぱいはいいのか?」
「いただきます」
「んっ……」
再び緋色が夏菜の乳房にむしゃぶりつく音と、夏菜の甘い嬌声がテントの中に響き始める。

「ン……夏菜さん…」
「すっごくアツくなってるね、緋色さんのココ……」
下半身をひん剥かれた緋色。
その状態で椅子に座らせられていた。
彼の足元には、ホットパンツは穿いたまま、
タンクトップとブラジャーも捲し上げたままの夏菜の姿。
緋色のギンギンになった分身は、既に夏菜の豊満な乳房によって包み込まれ、
その姿は殆どが彼女の乳房の谷間の中に埋もれていた。
「それじゃ、今度は私の方から、緋色さんのミルク、搾っちゃおうかな」」
「くぅっ…!」
豊満な乳房を両手で包み込むと、夏菜は乳房全体を使って、緋色の分身を愛撫し始める。
「夏菜さん、それ、気持ちよすぎて……」
「すぐに出しちゃダメだぞ? 私もコレ、すぐに終わらせたくないからな」
谷間の間から頭を覗かせる緋色の亀頭。
その口からは透明な液体が続々と分泌され、
汗や唾液と一緒になって夏菜の乳房を厭らしく濡らしていく。
「ほら、ほら、どうだ、気持ちいいだろ、緋色さん?」
「うん、気持ちよすぎる……」
夏菜の膝と腰が動く度に、連動して豊満な乳房が緋色の怒張を扱き、
一緒になって長く美しい髪も、緋色の下半身をくすぐる。
「くっ……あっ……」
「ふふふ……」
乳首を使って適度に緩急をつけて刺激を与えることも忘れない。
喘ぐ緋色を満足そうに見上げながら、夏菜はゆっくりと、怒張の先に唇を近づけていく。
「ふっ……」
「んっ!」
怒張の先にあたたかい吐息を吹きかけられて、その刺激に緋色が呻き、
そこから間髪いれず、夏菜は緋色の分身に、むしゃぶりついていた。
「っ!」
びくっと緋色の身体が痙攣する。
「んっ、んっ……」
夏菜も目を閉じると、そのまま舌も使って、緋色の分身に「ご奉仕」する。
乳房で「恩返し」しようと思っていたが、
彼の分身の感触と香りが目の前にあることに、もう我慢ができなかった。
「うぁっ……ぁっ……夏菜さん……」
「んっ、じゅる……じゅぽっ……ん……んりゅ……」
緋色の呻き声が、心地よかった。
愛おしそうに緋色の分身をしゃぶりながら、夏菜は緋色の情欲の暴発を誘う。
一年と少し前まで、まだえっちもしたことがなかった彼女。
その彼女も、今ではえっちの際には、こうしてえっちな女性の顔を覗かせるようになった。
「ぁあっ……夏菜さん……そろそろ……でそう……っ」
その声を聞き届けた夏菜は、もう遠慮は一切無用とばかりに、
今まで以上に激しく緋色の分身をしゃぶった。
同時に、豊満な乳房をむぎゅっと搾り、極上の乳圧も同時に与えて。
夏菜の手で搾られて、押し潰されて、
むぎゅっと、たぷん、と、お餅のようにいやらしい形に潰れる乳房。
一生懸命ご奉仕する彼女の表情に加えての、極上の女体のあまりにもエロティカルな姿。
触覚だけでなく、視覚で暴発を誘うにも、あまりにも充分すぎる光景だった。
「んぢゅうううぅぅぅぅっ!」
「あ……ぁあっ……ぁっ……!」
「っっ!!!」
暴発する白い欲望。
その熱さを、夏菜は口で、そして乳房で受け止めていた。
それを夏菜は一滴も逃がすまいと、口内に放たれた熱いモノを飲み込もうと必死だった。
「~~~~っ!!」
咳き込みそうにもなりながらも、必死に耐えて。
精の放出が終わる頃、涙を滲ませた瞳を、夏菜はうっすらと開く。
「はぁっ……はぁっ……夏菜さん……そんな……全部……」
「ん……んんっ……」
ごく、ごく。
夏菜の喉が鳴るのが、緋色にもはっきりと聞こえた。
「ん……ふぅ……」
やがて、満ち足りた恍惚の笑みが、夏菜の顔に広がった。
「ご馳走様。おいしかった」
「夏菜さん、大丈夫……?」
「心配性だな、緋色さんは。大丈夫に決まってるじゃないか。
 それに……大好きな人のだから、全部飲んでおきたかったんだ……」
「夏菜さん……」
「……あんなに出したのに、まだおっきいままだね、緋色さん」
「あ……」
「ねぇ、次はそろそろ、こっちにも、欲しいな……」
立ち上がった夏菜の、脚線美を描く美しい足を、すっとホットパンツが滑り落ちた。
そして、ホットパンツに続いて下ろされるショーツ。
それは既にぐっしょりと濡れて、露になった夏菜の秘所も、既に甘い蜜に溢れていた。

「あぁっ……! はっ! ぁっ……!」
「ぅぅっ……夏菜さん……」
「……入ったよ、緋色さん……奥まで、届いた……」
対面座位の姿勢で、二人は繋がった。
繋がる感覚も、触れ合う感覚も、最も近くに感じる姿勢だった。
「それじゃあ、動くよ、夏菜さん」
「うんっ!」
ゆっくりと、少しずつ動き始める緋色と夏菜の身体。
二人の身体が繋がるトコロから、二人が動くリズムに合わせて、
ぱちゅっぱちゅっと水音が鳴り響く。
「はぁっ、はぁっ、気持ち、いいよぉ、緋色さん……」
「夏菜さん、俺も、はぁっ、すごく、気持ちいい……」
快楽を感じ合い、与え合いながら、二人はお互いの目を見詰め合っていた。
節目の時に、お互いの未来について、改めて確認し合った二人。
二人の未来は、お互いの意思によって、これからも交わり続けようとしている。
目の前の愛しい人と、もう別れることなんて、ない。
もう、二人の未来は交わっていて、一つになったそれは、ずっとその先に続いているのだ。
お互いが望んだ未来は、二人のそれが交じり合う未来。
その未来を選ぶことができたのが、相手が望んでくれたことが、
二人ともとっても嬉しくて、そして幸せで。
未来だけでなく、ココロとカラダも全て一つにしたいと願うように、
二人は激しく交わり、愛し合う。
「んぅ……ちゅっ! ちゅっ! んんっ! ちゅぅぅ……!!」
繋がって、抱き合って、そして唇も重なる。
もう、絶対に離さないから。
もう、どこにも行かないから。
そんなお互いの想いを、キスで、体温で、セックスで、伝え合う。
「んぅぅ! んっ! ん~っ!!」
激しさを増していくキス。
より強くなる、お互いの手を握る力と、「繋がる」力。
「これからも……大好きっ…! 緋色さん……!」
セックスが激しさをより増していく中、少しの間だけ、二人の唇が離れた。
その時、夏菜は短い言葉で、改めて想いをカタチにして伝えた。
緋色が望む未来が、自分と二人で歩むものであっても、そうでなくても、
その想いは伝えたかった。
その言葉。
そして、彼女の行く未来は、彼と二人一緒の未来となった。
「俺も……これからも大好きっ……! 夏菜さん……!」
今度は、緋色の方からも、同じくその先の未来に関わらず、伝えたかった想いを伝えて。
「んっ! ふ、ふぅ……ぁ……はぁ……んん~~っ!!」
言葉の後には、更に激しいキスを。
テントの中は、二人の熱に満ち溢れ、激しいキスの音と、二人が繋がる音が木霊し続ける。
「もう……私……イクっ……」
「俺も……夏菜さん、一緒に行こう…!」
「うんっ! うんっ! 一緒にイこうっ! 二人で一緒にっ!」
絶頂を迎えようとする中で、
この日最も熱く激しく、そして甘いキスが二人の間に交わされて、
「ちゅっ! ちゅるぅっ! んっ……んんっ……ぢゅるるる! んんん~~!!」
そして、二人の意識は共に、絶頂の先へと果てていった――。





「ふぅ……ふぅ……はぁ……ふぅ……はぁ……」
絶頂を迎えて、どれだけの時間が経ったのだろうか。
テントの中は、依然暑いままで、そこには二人の荒い息が響いていた。
「ふぅ……ふぅ……夏菜さん、大丈夫?」
「はぁ……はぁ……大丈夫、私は、大丈夫だよ、緋色さん……」
繋がったままの二人の手。
離れたくないという気持ちのままに、二人の身体は抱き合い、繋がったままで、
やがて、再度、二人の唇は口付け合っていた。

「ねぇ、緋色さん」
「ン?」
長いキスが終わった後も、しばらくテントの中で黙って抱き合ったままだった二人。
沈黙を再び破ったのは、また夏菜の声だった。
「そろそろ、一度外に出ようよ。二人で、外の空気でも吸おう」
「……ああ、そうだね」
お互いの衣服の乱れを直すと、二人は共にテントの外に出た。
唇と、先程まで二人を繋ぎ続けていた部分は一旦離れたが、
手だけは、今も繋いだままだった。

「っ! 緋色さん……」
「日の出だ……」
テントを出た途端、二人の目に映ったのは、水平線から僅かに顔を出している太陽だった。
ゆっくりと、その光は広がっていた。
「この島の日の出って、こんなに綺麗だったんだ……」
自然と、感激の声が夏菜の口からこぼれた。
緋色もまた、眩しそうに、かつ嬉しそうに目を細めて、
夏菜と互いに目を合わせて笑みを交わすと、
そのまま二人は、手を繋いだまま、一緒に日の出を見つめる。
二人だけの世界で、大海原に昇る朝陽を見つめる。

「緋色さん」
「何だい、夏菜さん」
「これからも、よろしくな。この旅も、最後まで。
 この旅が終わったその先も、ずっと」
「ああ、こちらこそ。よろしくね、夏菜さん。これからも」
朝陽に優しく照らされた二人の顔に、太陽のように眩しい笑顔が広がっていく。

共に歩む未来を選んだ二人。
終わりの近づいてきた旅の中で、
終わりの見えない旅を新たに歩み始めた二人。
二人だけの世界を照らす朝陽。
二人の目に映る美しい世界はこれからも重なり続けて、
これからも、二人はその世界を一緒に歩き続けていく――。



つづく
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プロフィール

無頼

Author:無頼
ようこそ。
どうぞ、ごゆるりと。

↓管理人の特に好きなパワポケCP
6主×瞳さん
羽柴君×夏海さん
10主×紫杏

6主×瞳さんスキーな同志、
随時求みます。

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