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果てしなく広いこの世界の片隅で…

昨年に久我さんへの贈り物として書かせてもらいました、
11裏主と映子さんのえちぃSSです。
過去に掲載した二人のえちぃ話の更に未来の話です。
成人向け注意。
大丈夫な方は、以下の続きからどうぞ。




星が降るような夜空の下で――
夜に沈んだ砂浜に、波が優しく、寄せては返す。
海より寄せる波は優しい波を運ぶのと同時に、非常に心地の良い風をも届ける。
暑くもなく、寒くもない、とても気持ちいい夜風。
それらは、耳にも肌にも、心地よさを届けてくれる。
そして、そんな波と風の寄せる砂浜に、更に別の音が響き渡る。
砂浜を踏みしめ、駆ける音だった。
その音の主である男性は、吐息を漏らしながら、独り砂浜を走っていた。
どこか目的地を目指して走っているのか。
違う。
彼は今、己の鍛錬目的の為にこの砂浜を走っているのだ。
鍛え抜かれた精鍛な身体が躍動する。
心地よい夜風と波音をその身に感じながら、彼は走る。
こんな気持ちのいいランニング、今の時期の日本本土では絶対にできないだろうな―。
今の季節の祖国の気候を考えつつ、彼は一度、少し頭上に視線を向けた。
脚は止まる事無く、砂浜に波音と足音を混ぜ続ける。
彼の視界に映るのは、星の降るような美しい夜空。
雲一つない空に、無数に点在する星々がキラキラと輝いている。
波音と波風が届けてくれる心地よさに加えて、
視界に映る星空の美しい光景が、彼の心に感動を届ける。
彼は昔から星空を見るのが好きだった。
幼い頃には、星々の世界に夢を馳せた事もあった。
知らない事や不思議な事ばかりだった世界。
それまでの人生を通して、彼はその一端を知る事になった。
あまりにも意外な形で、彼はそれを知ってしまったのだが、
それでも、今も彼は星々の世界に夢を馳せている。
むしろ、新しい夢が増えた。
星空を見上げる度に、彼はその夢を思い起こすと同時に、ある想いを再確認するに至る。
それらを思う度に、感慨深い気持ちになるのと同時に、やがては笑顔が彼の表情に浮かぶ。
(――さて、あともう少し――!)
そして今も、彼はやはり星空を改めて眺めたところで同時に湧き起こる様々な想いを感じつつ、
彼――上杉丈二は、止める事のなかった脚を、少し速度を速めて走り出す。
彼の足はまだ止まる事無く、そんな彼をも包むように、風は、波音は、優しくそよぎ続ける。



『果てしなく広いこの世界の片隅で…』



ランニングを終えた丈二は、「宿」へと戻る。
「宿」とはいっても、今そこには彼、そして彼の家族以外は誰一人居ない。
靴から砂を払落し、屋内へと足を踏み入れる。
灯りの消えた宿のベッドルームへ。
「おかえりなさい。」
戻ってきた夫の姿を認めて、優しい声が出迎えた。優しい笑顔と共に。
「ただいま。」
出迎えてくれた声の主に向けての返答と、眼差し。
彼の瞳に映る者。
それは、優しい声と眼差しで出迎えてくれた最愛の妻と、
妻に見守られながら、すやすやと眠る、幼い二つの命。
「もう寝ちゃったんだ…。」
「さっきまでは起きていたんですけどね…。
 真矢も将も、パパが帰ってくるまで寝ないって。
 でも…本当についさっきに、寝ちゃったの。
 うふふ…今日はいっぱいはしゃいで疲れちゃったもんね。」
慈愛に満ちた優しい眼差しを注ぎながら、母は眠る二人の我が子の髪をそっと撫でる。
月と星の灯りに照らされた、美しい母子の姿。
その光景に、丈二は一瞬我を忘れて、言葉無く見惚れた。
我を戻したのは、妻が再び自身に眼差しを向けた時だった。
「でも、悪かったな…。寝ちゃう前に帰ってこれなくて…。」
「気にしないで。この子達だって、気にしていませんよ。」
丈二はベッドの隣に椅子を持て来ると、それに腰掛けて、眠る子供達の寝顔を覗き込んだ。
本当は妻と同じようにベッドに横になって覗き込んで、髪や頬を撫でたい気もしたが、
生憎、ランニングを終えたばかりの身体。汗も流れ、ベッドを濡らす事になる。
今は一旦おあずけにする事にした。
幸せそうな寝顔。いい夢を見ているのだろうか。
父親である彼も、優しい眼差しで子供達を見守る。
「きっと、二人ともいい夢を見ていますよ。
 こんなにも幸せそうな寝顔なんですもの…。
 …また明日も、楽しい幸せな一日になるといいね…。」
妻も、夫と考えている事は同じだった。
眠りの世界の子供達に、甘い声で囁きかける。
「…丈二さん。」
続いての言葉は、夫に向けてのもの。
「今日も一日、お疲れ様でした。」
「うん、映子も、お疲れ様。」
夫婦はお互い、一緒に微笑みを交わし合う。





クリスマスも過ぎ去った、12月末期。
無事に今年のシーズンを終えた丈二は、かねてから計画していた通り、
今年の年末、そして新年を家族と一緒に海外で過ごす事にし、
予定通り家族と共に年末・正月休暇を過ごす国に向けて日本を発った。
向かった国は、南半球に所在する観光業を主な産業とする国。
北半球に所在する日本は寒い真冬であるのに対して、
南半球に所在するこの国の季節は夏。
暑すぎない、非常に心地よい夏日和が続いていた。
今日は、そんな年末・年始海外休暇の第一日目。
一家はこの国にとっての今日の午前中に入国したところだ。
今回の旅行で、一家は新年を迎えるまでと、そして新年を迎えた後とで、
それぞれ別の宿泊施設に泊まる事になっている。
そして現在、一家が宿泊している――つまり新年を迎えるまで宿泊する――宿は、
とても小さな島に建つ一戸建てのコテージだった。
その島に建つコテージは、その一軒のみ。
街のある港まで、レンタルした船で十数分ほど。
小さなその島は、今は彼ら家族だけの世界。
走って五分もかからずに一周できるほど非常に小さいとはいえ、
半ば島ごとレンタルしてコテージに宿泊するというのは、
家族全員にとって、人生で初めての体験でもある。
久々の家族旅行の一日目は無事に楽しく過ぎ去っていき、
やがて日付が変わる時間が刻一刻と迫っていた。





「ん…じゃあ俺、そろそろシャワー浴びてこようかな…。」
そう言って席を立とうとする丈二に、
「うふふ…よかったら、一緒に浴びませんか?」
微笑みながらも、少し艶の含んだ色っぽい声で映子が囁く。
瞬間、丈二の頬がぽっと赤くなった。
夫婦になる前の学生時代から、幾度となく愛を交わし合い、体温を求め合ったというのに、
いつになっても彼女の方からそういった話を切り出されると、彼は禁じ得なかった。
「…じゃあ、今から一緒に…」
でも、嬉しい。ドギマギしながらも、そんな返事が飛び出す。
返事を聞いた映子は艶っぽく微笑むと、ベッドから立ち上ろうと、身体を起こそうとするも――。
「んっ…」
「…んっ…ママ…」
映子の口から、僅かに艶のこもった吐息が漏れる。
彼女に寄り添われて眠っている長男の将が、映子の身体に手を伸ばし、抱き締めたのだ。
具体的に言うと、映子の豊満な胸を。
「ママぁ…抱っこ…」
起きてはいない。寝惚けているようだ。
幼い小さな手は、母のあたたかくてやわらかくて大きな胸を、むにむにと揉みしだく。
母に甘えている夢でも見ているのか。
「はぁ…もう…将ちゃん…」
寝惚けて甘える息子を、母は慈愛に満ちた笑みを浮かべて見守りながらも、
その姿にはほのかにエロスが漂う。
優しい母性が溢れると同時に、ほのかなエロスが混じった母子の光景を見守る丈二。
彼もまた微笑ましく見守りつつ、どこかドギマギを禁じ得ない様子。
「うふふ…将ちゃんったら、本当におっぱいが大好きなんだから…。パパと同じね(はぁと)」
ぼんっ
妻の言葉を受けて、丈二の表情が一層赤面し、何か爆発した…ような気がした。
「んん~…ママぁ…おっぱい…」
その声は、将の隣ですやすやと眠る、長女の真矢の口から漏れた。
彼女のその呟きもまた、寝言である。
彼女は彼女で、一体どのような夢を見ているのだろう。
子供達の立て続けの寝言と、行動に、夫婦は(特に夫は)ますます赤面してしまう。
「…二人とも、おっぱい大好きなところまでパパに似ちゃったんだから…」
クスリと微笑みながら、映子は少し悪戯心を含んだ笑みのこもった眼差しを夫に向ける。
「……!」
その言葉と、その眼差しに、丈二の赤面も最高潮に達する。
自覚もあって、返す言葉も無かった。
実際、丈二は映子のおっぱいも大好きで、世界中のどんなおっぱいよりも映子のおっぱいが好きだった。
愛の交わり合いの際にも、彼女への愛撫は、特に胸に対して重点的にする事が多い。
そんな彼の想い(?)を受け継いでしまったのか、
二人の子供も母のおっぱいが大好きみたいだった(さすがに、えっちな意味で、ではないが)。
二人とも赤ちゃんの頃は母の母乳が大好きで、離乳時期も遅めだった。
母の胸に抱かれるのも大好きで、抱かれた時には至福の笑みを漏らす程だ。
幼くして、既におっぱい星人の素質ありの子供達。将来が楽しみ(?)である。

結局、子供達が再び静かに寝静まるまで、夫婦は子供達を見守る事に。


「すーすー」
「すーすー」
「うふふ…おやすみなさい。」
やがて、子供達が再び静かに寝静まった事を確認すると、
映子は二人の頬にそっと口付け、ベッドから身体を起こす。
「おやすみ…」
丈二も二人の髪をそっと撫でて、その寝顔に背を向けた。
「じゃ、じゃあ映子…今から…」
「ええ…」
改めて顔を見合わせて、夫婦は互いにはにかんで頬を赤らめながらも、
お互いの意思を確認し合って、共にバスルームに向かおうと…
「…あっ…ちょっと待って…」
「んっ?どうしたんだい?」
したところで、映子の言葉に夫婦の足が止まる。
「ごめんなさい、シャワーを浴びる前に、一つしたい事があるんですけど…いいですか?」
「えっ?いいけど…何だい?」
「えっとですね…」
映子の「したい事」。それは――。





「本当に、とっても綺麗ですね…。」
「うん。ここまで綺麗な星空を見たの、初めてかもしれない。」
手を繋いで、天を仰ぎながら、二人は眼前に広がる風景に感嘆するばかり。
「こんな素敵な風景、母星でも見た事がないです…。」

二人で一緒に星空を見たい。それが映子の告げた希望だった。
二人は屋上へと出た。
このコテージ、なんと屋上にもそれなりに広いスペースがある。
とても小さなこの島において、コテージの屋上は、島で一番高い場所。
島から最もよい風景を見られる場所は、この場所に他ならなかった。
そこからの眺めは、まさに絶景そのもの。
星が降るような、美しい夜空。
先程ランニングに砂浜から丈二が仰いでいた光景と、
ベッドルームの窓から覗いて見え、映子が眺めた光景と、
この場所から仰ぐ事ができる光景とでは、
「空」までの距離をほんの僅か縮めただけ…距離は殆ど縮んでいないに等しい、はず。
だが、そのはずだというのに、夫婦には空までの距離がぐっと縮まったようにも感じ、
より深く、星空の世界を眺めているようにも感じられた。
夫婦は、しばしの間、言葉を忘れてしまうほどに、この星空の世界に見入っていた。
しかし、言葉を交わさずとも、
繋いで離さないその手が、充分にお互いの気持ちを、想いを伝え合っていた。

眺める事が出来る美しい風景は、星空だけではない。
夜に沈んだ海。それは昼間とはまた違った美しい表情を覗かせる。
昼間には青く、青く、彼方へと広がっていた海。
青空と交じり合い、空と海の「青の世界」を体現していた風景。
今同じ場所から眺める風景は、大きく様変わりしている。
青かった空は深く、広く黒に染まり、昼間には輝くことのなかった綺羅星を輝かせ、
そして海は夜空を鏡に映すかのように、
黒に染まると共に、星灯りや月灯りをも映し、
昼間とは全く違った表情で、海と空はまた交じり合い、幻想的な世界を作り上げている。
まるで、星の海に放り出されたような感覚を受ける程に、
二人の前に広がる世界は、美しく、幻想的なものだった。

「ねぇ」
「なぁに?」
目の前の世界に見入り、しばしの間言葉を発するのも忘れていた夫婦。
ようやく沈黙を破るように口を開いたのは、丈二の声。
「あの星達の中に、映子の『故郷』はあるの?見つける事、できるかな…?」
「ん……、多分、ここからでも見えないと思う。」
「そうか…。」
妻の返事を聞いたところで、丈二はもう一度、
頭上に広がる世界の果てまでも見通そうとするかのように、星々の海をじっと見据える。
「今でも、夜空を見る度にね、不思議だなって思う。」
「ん?」
「映子が、この夜空の向こうの、もっともっと遠い世界から来た人だって事。
 初めて聞いた時にもとてもびっくりしたけど、正直言ってね、今でも驚いているんだ。
 映子が、まさか宇宙人だったなんて、てね…。」
「ごめんね。長い間、黙っていて…。」
「いいんだよ。確かに、すごくびっくりしたのも事実だったけど、
 同時にね、嬉しかったんだ。本当の事を話してもらえて…。」
「私も…本当に、よかったと思ってる。丈二さんに、全てを話す事ができて…。」
暫くの間、ずっと目の前の幻想的な世界に視線を向けていた二人のそれが、再び互いに絡み合う。
「んっ…」
「ん…」
そして、どちらからともなく、二人はゆっくりとお互いの顔を近付けて、そっと唇を重ねた。


丈二が映子の「正体」を知ったのは、まだつい最近の事。
映子が自らの意志で、夫に全てを告白したのだ。
映子の正体。それは、地球を調査する為に派遣された異星人という驚くべきものだった。
彼女は外見こそ地球人の女性と全く変わりない。だが、れっきとした「宇宙人」である。
かつて地球を侵略しようとして、丈二達によって撃退されたギャスビゴー星人とは異なり、
調査や平和目的で地球を訪れた異星人。
とはいえ、地球人から見れば、異邦人には違いない存在である。
地球人の一般市民を偽り、地球人として生活しながらも、映子は自身に与えられた任務を続けていた。
その彼女も、今は地球人である丈二と恋に落ちて、
やがて彼と結婚して、子供も生まれて、幸せな家族を持つまでに至った。
愛する家族と一緒に過ごす日々は、映子にとっても、とても幸せな日々だった。
けれど、一つの心残りが存在していた。
それは、自身の正体を偽りながら、愛する家族と日々を共にしている事。
勿論、それは仕方のない事でもある。
映子に与えられた任務は地球人である事を隠して行うものであり、
正体を明かせば、よからぬトラブルが発生する可能性も大いに有り得るからだ。
ギャスビゴー星人という異星からの侵略者による攻撃を受けた事で、
地球外生命体や地球外文明に対する危険意識が上昇してしまった地球では尚更と言える。
それは勿論わかっていたのだけど、
それでも、最愛の人に嘘をつき続ける事を、とても心苦しく思っていた。
その想いは幸せな日々が続くにつれて、幸せを感じる気持ちに比例して、強まり続けた。
やがて、遂に彼女はある決心を決めるに至る。
せめて、夫だけにでも、自分の真実を打ち明けよう――と。
誰よりも愛し、誰よりも信頼する彼に、自分の本当の事を知ってもらおう。
そして、遂に彼女は夫に告白した。自分自身の正体と、真実を――。
全てを告げられた時、丈二はやはり驚愕を隠さずにはいられなかった。
まさか、中学校の給食の職員さんで、ギャスビゴー星人と一緒に戦った仲間で、
最愛の女性で大切な家族になった彼女が、実は宇宙人だったとは、と。
その告白に驚くと同時によぎったのは、
かつてギャスビゴー星人の侵略と戦っていた時の、映子との関わりの中での、思い当たる節。
記憶の中に、それらは残っていた。
あの時は冗談だと思っていた。まさかそれが真実とは思っていなかった。
だが、全ては「真実」だったのだ。
今の丈二にはわかっていた。映子が嘘や冗談を言っていないという事を。
恋に落ちてから、もう長年ずっと一緒に連れ添ってきた仲だ。
もうそれがわからない彼ではなかった。
彼は疑うことなく、信じ、受け入れた。彼女の告白を、全て。
そして、改めて受け入れた。彼女の「全て」を。
映子の正体が宇宙人だとわかっても、丈二の彼女を愛する想いが変わる事は無いのだ。
宇宙人である以前に、彼女は彼にとって最愛の女性である事に変わりは無い。
全てを赤裸々に告白した映子を丈二は受け入れ、
改めて、二人の想いは一つになり、二人はお互いの事を更により深く知る事になり、
一層、お互いを想い合う気持ち、愛情は強くなったのだった。

映子の正体は、今は夫婦の間だけの秘密。
映子が自身の正体を打ち明けた事を知った彼女の母星の「上司」達も、
彼女の告白を咎める事は無かった。
それどころか、彼女の告白が受け入れられた事を知って、祝福すらしてくれた。
彼らは、映子の苦悩に苦言を呈すような事は一度たりともする事は無かった。
寧ろ、彼女の告白の助けてくれたといっても良い。
定期報告の際に、映子の心中を察し、彼女を気遣うのと同時に、
悩みを打ち明けた彼女を後押ししてくれたのは、彼らであるのだから。
地球での調査目的とはまた別に、同胞の幸せを願う彼らもまた、
映子と丈二の仲を祝福し、応援してくれているのだ。


「悪い宇宙人の侵略と戦った事も、ある意味夢みたいな不思議な話だったというのに…。
まさかこんなに美人な宇宙人の奥さんをもらう事になるなんて、
俺、昔は本当に夢にも思っていなかったよ…。」
「それは私も同じですよ。
 私も、母星を発つ時に、まさか任地の星で現地の人と恋に落ちて、
結婚して家族を持つなんて、その時には思ってもいませんでしたから…。」
頭上に広がる星々の海を仰ぎながら、ふたりはそっと呟く。
「人生って、何が起こるかわからないっていうけれど、本当にその通りだな。
こうして別々の星で生まれた俺達が出会って、
 恋をして、今は家族になったんだもんね。」
「ええ…。本当に、今までお互い不思議な人生を歩んできましたね。
 まるで、夢みたいな人生でした…。」
人と人の出会い。それは本当に不思議で素敵な奇跡。
街を、地方を、国境を、海を越えて、人は出会い、友情と愛を育む。
友情や愛情の誕生は、奇跡が導く誕生なのかもしれない。
そして、この夫婦は、星を越えた愛情を育み、幸せを手に入れた。
それは、果てしなく広いこの世界の片隅で生まれた、一つの素敵な奇跡――。

「映子の母星の人達が、正式に友好関係を求めて地球に使節団を派遣する予定って、まだ無いのかい?」
「ん…予定はされていると思うんですけど、まだちょっと無理みたいです。色々と問題もありますから…。」
地球外生命の文明に対する警戒心は、地球圏には根強く存在している。
ギャスビゴー星人という敵性異星人の攻撃を受けた以上、それは必然ともいえる。
勿論、異星文明の全てが地球の敵対存在であると信じる人間が多いわけではない。
地球と友好関係を結びたがっている異星文明の存在を信じる人も少なくない。
とはいえ、地球には異星文明への認識や研究をはじめ、まだまだ問題は山積みな状況にある。
映子の母星の人達も、そういった状況ゆえに、事態を急かそうとはしていないのだろう。
無理に行動を起こせば、お互いの星にとってもよくない。
時間はかかるだろうが、順調に問題を解決していくのが今は最善の道なのだろう。
「俺が死ぬまでに、来るといいな…。この星と映子の母星が正式に友好関係を樹立して、
 二つの星のたくさんの人達が、お互いに仲良くする、そんな日が。」
「私も心から願っています。その日が、一日も早く来る事を。
 その為にも、私も頑張りたいです。
 任務も、任務以外の事も、私にできる事を、これからもずっと。」
「映子、その為に頑張る事ができるのはね…俺も同じだよ。」
「丈二さん…でも…」
「俺達、夫婦だろ?
 奥さんの夢を応援して、協力するのは、旦那様の務めだ。
 さっきも言ったように、俺も映子の母星の人達と仲良くできる日が来る事を願っている。」
そう、お互いの母星の人々の友好と平和の日々が来る事を願うのは、夫婦共通の願いで、夢。
「プロ野球選手だからシーズン中はとっても忙しいけど、
もし何か俺に手伝える事があるのなら、いつでも言って欲しいな。
出来る事なら、何だって協力するよ。少しでも、ほんの少しでもいいんだ。
力に、なりたいんだ。俺も、映子の助けにもなりたいんだ。
二つの星の人々が『出会って』、仲良くできる日が来るためにも、ね。」
夫婦の互いの母星の人々の出会いと友好の為に、
夫婦の望む夢と願いの日々の為に、何か力になりたい。
心からの精一杯の気持ちを、妻に伝える。
「…丈二さん…」
一瞬、映子の目元に、夜空に輝く星と同じくらい綺麗なものが輝くのが浮かび、
それがつぅっと流れ星のように頬を伝って流れおちていくのが見えた。
ずっと握り合っていた、丈二の右手と、映子の左手。
そっと離れた映子の左手は、丈二の背中へと廻された。彼女の右手も一緒に。
ぎゅうっと彼女は最愛の夫の身体を抱き締める。
「ありがとう…」
妻の潤んだ声。
顔を上げた彼女の表情を見つめる。声と同じく、瞳も潤んでいる。
何も言わずに、丈二も映子の背中に手を廻すと、優しく抱き返す。
より強く感じる、愛しい人のぬくもり。
抱き締めあう時間が少し流れた後、映子は再び顔を上げて、丈二のそれに寄せた。
今度はゆっくりとではなく、早く。
「んっ…」
「くふっ…」
先程のものよりも、もっと深く、もっと情熱的な口付け。
重なり合う唇と唇。
「はん…」
「あ…」
丈二の背中に廻されていた映子の両手は、やがて丈二の両頬へと移る。
彼の両方が、あたたかくやわらかいぬくもりによって包み込まれる。
優しく包み込まれると共に、その優しさの中に、強い意志を感じる。
抱き締められていた時にも感じていた、彼女から伝わる想い。
絶対に、あなたを離さない。離れない。そう伝えていた。
「んん…」
「ん…」
舌と舌が絡み合い、二人の唾液が、舌と唇を伝い、互いの口内に流れる。
キスと共に少しずつ大きくなる、厭らしい水音。
「ふぁ…」
やがて離れる二人の唇。
唇が離れても、尚も名残惜しそうに二人の舌は絡み合っていたが、それもすぐに離れていく。
舌と舌が離れても、その舌の間に一瞬架かって見えた透明な橋。
唇が離れても、舌が離れても、それでも尚。
それは、二人の胸中がそのまま形を成したかのようだった。
「ふぅ…」
「~…」
情熱的なキスを交わし終えた夫婦。
互いに漏れる吐息は熱く、その頬も上気して、ほんのり火照っていた。
「…ここでしたくなっちゃいました…(はぁと)」
「…!」
妻の声に、丈二の心臓の鼓動が高鳴る。
何が「したくなった」のか。それは、彼にも既にわかりきっていた。
「シャワー、まだだけど…いい…?」
「はい…。幸い、寒くもありませんし…。」
それだけで、もう十分だった。





「んっ…ぅ…」
「…はぁ…」
コテージの屋上に置かれた、大きめのビーチチェアの上で、
二人は抱き合い、身体を重ね合い、お互いの体温を強く感じていた。
映子の「下」で、妻の愛撫に喘ぐ丈二。
彼の下半身を覆っていたズボンは既に脱がされて、トランクスもずり下ろされており、
妻の愛撫を受けて、徐々に硬さを得て大きくなっていく彼の分身が露わになっていた。
その目の前には、映子の顔が。
彼の分身を、映子は指を絡めて、優しく愛撫する。
「ふぅっ…」
「ぅう…」
指で愛撫を続けながら、時折あたたかく甘い吐息を吹きかける。
不意を突くように丈二の分身を包む、吐息による愛撫。
その刺激は強烈で、分身は加速的に大きさと硬さを増していく。
「大きくなってきましたね…(はぁと)」
夫の分身の猛りが激しさを強く増しているのを感じた映子は、一旦指での愛撫を止める。
「いただきます…」
そう一声置くと、映子はそのまま大きくなった丈二の分身を、ゆっくりと口に含む。
「ぁあ…!」
「んぅ…」
生温かく濡れた空間が、丈二の分身を包み込む。
美味しそうに目を細めながら、映子は口内で夫の分身を愛撫し始める。
ふっくらとした唇が、柔らかい舌が、指での愛撫以上に鮮烈な快感を生む。
「ぁ…ぅ…はぁ…ぁ…」
夫の呻き声を耳にしながら、映子は小刻みに顔を動かし続ける。
刻まれるリズムの中で、優しい愛撫が繰り返され、丈二の身体に快楽の刺激が走る。
呻く丈二の目の前には、小刻みに顔を動かす映子の動きに合わせて、彼女のお尻も小さく揺れていた。
丈二同様にロングスカートを脱がされ、
セクシーな下着一枚を履いているのみとなり、その殆どが露わになったお尻。
乳房にも劣らない、白桃のように美しい、たわわに実った映子のお尻。
彼女の秘密の花園を覆い隠し、隔てているパンティー。
その、ちょうど彼女の秘密の花園を隔てている部分が、徐々に染みを作り、広がっていった。
その染みに、丈二は手を伸ばす。
下着の上からの割れ目に合わせて、指でつぅーっと這わせる。
同時に、ぴくっと映子の身体が反応する。
愛撫されてばかりではいられない。自分も彼女を気持ちよくさせてあげないと。
丈二の愛撫が始まる。
下半身に与えられる快楽に呻きながらも、丈二は下着越しに、映子の割れ目をなぞり続けた。
なぞる度に、染みは更に加速的に広がっていき、潤いも増していく。
指でのなぞりを止めて、今度は下着に手をかける。
彼が何をしようとしているのかを察した映子は、少し腰を浮かせた。
その間にも、丈二の分身の愛撫を止める事は無い。
時間をかける事無く、一気にパンティーをずり下ろす。
露わになる、彼女の秘密の花園。
手間は取らせん。
すぐに指で、蜜の溢れる泉に触れる。
同時に、先程のパンティー越しに触れられていた時よりも大きく、映子の身体が「跳ねた」。
「んぅ~…んっ…んっ…」
愛撫を受ける度に蜜は溢れ出し、指を、お尻を、ふとももを伝う。
花園を指で堪能し、やがてはそのあたたかい奥の空間へと侵入する。
そこで自らの存在を誇示するかのように立つ突起にも、指は到達する。
「ふぁあ…ん…んん…」
「ぅ…ん…」
指での愛撫だけでは飽き足らず、今度は顔を彼女の泉へと近付ける。
溢れる蜜の甘い香りが、丈二の鼻腔をくすぐった。
その香りを楽しみながら、口を近付け、舌でそこに触れる。
びくんっ
また、彼女の身体が跳ねた。今日一番の跳ねだ。
舌でぴちゃぴちゃと指で愛撫していた時以上に大きな水音を立てながら、
とめどなく溢れる蜜の味を味わい、楽しむ。
花園の内を、突起を愛撫する事も忘れない。
「ふぅ…ぁ…ぴちゃ…あ…むぅ…ちゅるる…」
「んっ…んぅ…ちゅる…んむぅ…ちゅる…んん…」
二人の下半身が、お互いの愛撫によって厭らしい水音を鳴らし、それが重なり合って重奏となり、
一層エロスに満ちた聴覚の世界を作り出す。
優しく打ち寄せる波の音も、
今の二人にとっては、お互いの愛撫から生まれる水音によって掻き消されてしまう。
厭らしい水音の重奏は徐々に大きくなっていき、やがて二人を快楽の高みへと誘う。
そして。
「!んん~~~!!」
「!ぅぅ…!!」
二人は、同時に「達した」。


「はぁ…はぁ…はぁ…」
「はぁ…はぁ…はぁ…」
一度お互い「達した」ところで、映子は体の向きを変えて、丈二と顔を向き合わせる。
彼も完全に上気した頬で熱き吐息を吐き出しており、口の周りは映子の蜜で濡れてテラテラ光っていた。
映子自身も熱き吐息を引き続けており、上気した頬が火照り、
口の端から、先程口内に注ぎ込まれたばかりの丈二の精が、一滴ぽたりと口の端から零れた。
そんな妻のエロティックな表情を見つめていた丈二だが、その目線はその下へと移る。
タンクトップに包まれた、二つの大きな膨らみ。
大人しくてかわいらしい性格の彼女だが、
そのスタイルは暴力的とまで言える程のグラマラスなものだった。
母性の象徴たる乳房は、彼女の無尽蔵に溢れる優しさと母性を体現すると同時に、
彼女の「暴力的」ともいえるスタイルの良さを特に見事に体現していた。
ぴっちりとタンクトップに密着した乳房は布一枚を通してはっきりとその形を浮かび上がらせていた。
そこには今、ブラジャーも存在していない。
彼女の乳房と外気を隔てている物は、タンクトップ一枚だけ。
先程のお互いの愛撫の影響もあってか、乳房の頂点はすっかり固さを増し、
布を内側よりぴんと押し上げてはっきりと自らの存在を主張している。
そして、そこは汗とは違った別の液体によって濡れ、丸い染みを作っていた。
夫の視線に気付いた映子は、ゆっくりと両手を左右の乳房の下に持っていくと、
ぷるん、と揺すって見せた。悩ましい視線と共に。
何を期待し、望んでいるのか、明白だった。
「おっぱい、どうぞ(はぁと)」
そしてそれは、声と言う形になって丈二に伝えられる。
丈二はすぐさま両手を彼女の胸へと伸ばす。
「はぁ…!」
すぐには脱がさないで、まずはタンクトップの上からの愛撫。
掴み、揉みしだく。
布一枚に隔てられても、その大きさ、そのやわらかさ、そのあたたかさは伝わり、
愛撫に走る手を更に速めていく。
愛撫を受ける度に、乳房の頂にある丸い染みは、徐々に広がっていった。
タンクトップの上からひとしきり乳房を愛撫したところで、
丈二の腕はタンクトップの裾へと移った。
そして、馴れた手つきで、引っかからないように、それを勢いよく上へと捲し上げた。
瞬間。
ぶるん。
そんな擬音がよく似合うほど、勢いよく揺れて、映子の乳房は外気に晒された。
元々爆乳グラビアアイドルにも引けを取らないほどの大きさと美しさを誇っていた映子の乳房。
子供を二人産み、育てた今でも、その美しく整った形は全く崩れていない。
むしろ、更に美しくなったといえるくらいだ。
家族みんなの大好きな、映子のおっぱい。
「丈二さん、どうぞ(はぁと)」
もう一度、両手で乳房を揺すって夫を誘う。
タンクトップの上から揺すった時以上に、美しく乳房が揺れる。
ピンク色のバストトップは、タンクトップを濡らしていた乳白色のミルクによって濡れていた。
再び丈二の両手が映子の乳房に伸びる。
「あぁんっ…!(はぁと)」
先程タンクトップの上から行ったものと同じ愛撫を乳房に与える。
「ぁあ…!はぁあ!」
手慣れた手つきで乳房を揉みしたき、撫でて、
その頂に位置する乳首も掌で優しく撫でては、指できゅっと摘んでみせる。
「ひゃんっ!」
摘まれるのと同時に、びゅっとミルクが噴き出して、丈二の顔を濡らす。
口のすぐ近くにかかった母乳を、舌で舐め取る。甘い。
手と指での愛撫を続けながら、何度も乳房を絞り、乳首を摘み、
びゅっびゅっと母乳を絞り、その度に映子は快楽に悶え、愛らしい声で鳴いた。
手での愛撫を一通り堪能したところで、丈二は愛撫を一旦止めると、
映子の乳房を両手で包み込むように揉んだまま、そっと顔を近付ける。
そして、胸の谷間に顔を寄せると、そっと目を閉じる。
まるで、母親の胸に抱かれて安心して眠った赤ちゃんにも似た表情だった。
夫の表情を慈愛に満ちた笑みで見守りながら、映子は彼の髪をそっと撫で、
背中に腕を廻すと、優しく抱きしめた。
丈二は映子の右の乳房に頬を寄せると、愛おしそうに撫でる。
先程味わった蜜とは違う、優しく甘い香りが彼の鼻腔をくすぐり、優しい安心感を与える。
映子は夫を子供をあやすように抱きながら、彼への愛おしさが高まるのを感じていた。
「んっ…」
右の乳首に、新しい衝撃が走る。丈二の口が乳首を口に含んだのだ。
ちゅっちゅっと音を立てて乳首を吸い、甘く母性溢れる母乳を音を立てて飲む。
その途上に、口内で乳首を愛撫する事も忘れてはいない。
「いっぱい飲んでね…(はぁと)」
赤ちゃんに母乳を与える時のように、優しい眼差しで、映子は夫の表情を見つめる。
この瞬間は、映子にとっても、丈二にとっても、えっちする時において最も好きな時間の一つだった。
お互いへの愛おしさを特に強く認識し、幸せを感じる瞬間。
エロスの中の母性。
えっちだけど、あたたかくて優しい光景。
「んっ…ごく…ん…」
「もう、丈二さんは本当におっぱい星人さんなんだから(はぁと)
 あの子達も、将来は丈二さんみたいになっちゃうのかしら(はぁと)」
再びその指摘を受けて、丈二の頬が羞恥に赤らむ。
将来あの子達も自分みたいに…。
自分がおっぱい星人の自覚があり、実際に子供達もおっぱい星人の気がある事をわかっているだけに、
自身の「責任感」みたいなものを感じてしまって、尚更恥ずかしい気持ちになる。
(えっ?長女の真矢ちゃんは女の子なのにおっぱい星人なの?って?
 そうです、彼女もおっぱい星人さんなのです。女の子のおっぱい星人さんです。)
照れ隠しのごとく、丈二は更に強くちょっと映子の乳首を吸った。
「あんっ…!もう、食いしん坊さん(はぁと)」
夫婦の授乳時間が、あたたかく、ゆっくりと流れる。


「そろそろ…いいですか…?」
映子は左右両方の授乳を終えたところで、
再び体勢を整え直すと、自らの花園に、夫の分身の先を合わせていく。
「いいよ…。」
「じゃあ…挿れますね?(はぁと)」
ちゅぷ…
先端が、花園に押し当てられる。
「はぁっ…」
「ぅぅぅ…」
彼女の花園は、先程丈二に愛撫されていた時と同じように、潤いに溢れていた。
密の溢れる花園は丈二の分身を受け入れ、それを愛撫しながら、秘密の花園の奥へと招き入れていく。
「んん…んふ…ぁ…!」
「くぅ…!」
甘い吐息を漏らしながら、映子は自分の中の更に奥へと丈二を導く。
彼女の下半身が、両手が、丈二の身体に圧し掛かる。
「あっ…あっ!…あぁん…!」
次々と映子の花園から蜜が溢れ、それが丈二の分身の根本へと伝い、彼の下半身を濡らす。
「あぅん…!(はぁと)」
「ぁ…!」
奥へと到達したようだ。
映子の表情が更に蕩け、その快感に喘ぐ。丈二も到達の感触を感じ、小さく、呻き声が漏れる。
「動きますね…(はぁと)」
こくりと丈二が頷くと、映子はゆっくりと身体を動かし始める。
初めはゆっくりと、徐々に少しずつ動きを早くして。
「はっ…あっ…はぁ…はぁっ…」
リズミカルに、映子の身体が躍る。
同時に、彼女の豊満な乳房も大きく揺れ踊る。
丈二は揺れ踊る彼女の両の乳房に再び両手を伸ばし、揉みしだきはじめる。
揉みしだきながら、彼女を抱き寄せるように距離を詰めて、右の乳房にむしゃぶりつく。
「あ…!んもうっ…さっきあんなにおっぱい飲んだばっかりなのにぃ…(はぁと)」
左の乳房を手で愛撫し続けながら、右の乳房に吸い付き、母乳を飲み続ける。
甘いミルクが吸い出され、丈二の身も心もあたため、清めていく。
ミルクを吸いながらも、映子の動きに共鳴して、丈二も腰を動かす。
「んぅう…はぁっ…」
二人の愛撫が更なる快楽を生み、重ね、二人はもっと近くなる。
やがて丈二の口が右の乳房から左の乳房に向かい、
入れ替わるように彼の右手が映子の右の乳房を揉みしだき始める。
「んん~~!」

「あっ…あっ…あっ…(はぁと)」
やがて映子の乳房から、丈二の口は離れた。
ミルクを吸い出される愛撫は一旦終わりはしたが、
それでも両手での激しくも愛しい愛撫は終わりを告げる事は無かった。
嗚呼、流石のおっぱい星人め。
丈二のその乳房の愛撫にかける情熱は、並々ならぬものだ。
絞り出される映子の母乳は滴っては跳ね、二人の身体を濡らした。
映子の乳房が丈二の両手で絞られるのと同じように、
映子の中に挿入された丈二の分身も、彼女によって絞られ、激しい快楽を得ていた。
ただし、同じ「絞られている」でも、
丈二の分身は映子の乳房と違い、まだすぐに放出行為をする事は無かった。
すぐに解き放ってしまってはいけない。
二人とも、まだこの感覚を楽しんでいたかった。
「映子…はぁ…もう少し…んぅ…頑張れる…?」
「はぁん…はい…あっ!…だいじょう…んっ…ぶ、ですよ…ぁん!」
子供が出来てからは初めての、本当に久しぶりの野外えっち。
星空の下で、二人はいっぱいの愛をぶつけ合い、情熱的に交わり続ける。

「ひゃああん!」
一際大きな映子の悲鳴が上がる。
今まで以上に強い丈二の「突き」が、彼女の中を貫いたのだ。
強い「突き」はその一回では終わらず、ある程度の力を維持しつつ、彼女の中を突き続ける。
「映子…ふぅ…俺…ぁ…もうそろそろ…出そうだ…」
ペースアップは、臨界を知らせる合図でもあった。
「わ…たしも…んん…そろそろ…ぁあ…イッちゃいそうです…!
 丈二さん…!あっ…このまま一緒に…んぅ…!イきましょう…!(はぁと)」
そして、二人の腰の動きの速度が増していく。
肌と肌が強く打ち付けあい、燃え上がる情愛の炎が今宵最も美しい輝きを放つ。
「いっぱい…ぁん…いっぱい出してくださいね…!
 私…もっと…はぁ…丈二さんの…ぁあ…赤ちゃんが欲しい…!」
「映子…!」
「丈二さん…!」
そして、今宵三度目の交わり合う二人の唇。
蕩けあう、熱くもあたたかく、愛しさに満ち溢れる口付け。
口付けを交わし合う二人は、お互いの唇を離そうとはしない。
やがて訪れるその時が来るまで、二人の唇が離れる事は無い。
「その時」も、もう目の前に迫っている。
そして―。
「!!!!」
「!!!!」
星を越えてであった二人の男女。
彼らの今宵の愛の営みの、本日最初のその瞬間は、訪れた。
勢いよく放出された丈二の精は、映子の奥へと向かって解き放たれる。
子を孕まそうと、数えきれない数の精子を映子に注ぎ込む。
映子の身体も、待ちわびた瞬間に歓喜に震える。
子を宿す事を望む身体は精を受け入れ、新たな命が芽生える時を待ち望む。
お互いの身体が歓喜に震えている事を認識しながらも、丈二と映子は抱き合い、口付けを交わし続ける。
解放された精の放出が終わった後も、
二人はお互いの身体を強く抱きしめ合い、唇も重ねられたままだった。





「映子、寒くない?」
「大丈夫です。」
愛の営みが終わった後、ビーチチェアの上で
(二人分の大きいサイズなのです。このビーチチェアは。)
二人は裸のまま身体を寄せ合い、星空を見上げていた。
(赤ちゃん、できるといいな…)
慈愛に満ちた慈母の笑みを浮かべて、映子は下腹部を撫でた。
星を越えた愛を育み、二つの星の命が交わり生まれた愛しい子供達。
二人の大切な家族の子供達。
まだ、子供が欲しい。大切な家族が、もっと欲しい。
夫婦は共に、それを願っている。
「シャワー、もうちょっと後でもいいですか…?
 私、この綺麗な夜空をもっと見ていたいです…。」
「ああ…。」
柔和な笑顔で頷き、丈二は映子をそっと抱きしめた。
抱きしめられて、映子も幸せそうに微笑む。
「丈二さん、私ね…」


「あなたに出会えて、本当に幸せです――。」





それから一年も経たない内に、丈二と映子の間にかわいい赤ちゃんが、
二人の三人目の子供が生まれたのは、また別の話。

二人はそれからも一緒に未来を歩んでいく事になるのですが、
長いので全てはお話しできません。

ですが、これだけはお話しできます。

二人が望んだ未来が本当に訪れる事になるという事。

そして、二人は末永く、家族達と一緒にいつまでも幸せに暮らしました、という事です。



HAPPY END!!
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プロフィール

無頼

Author:無頼
ようこそ。
どうぞ、ごゆるりと。

↓管理人の特に好きなパワポケCP
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